2019年6月29日土曜日

木祖村テンカラ専用区あと1ヶ月





事務局長 ● 水谷 博

名古屋から美麻への途中ちょっと寄ってみました。入渓は15時半、濁りはありませんが、水位は前回より20cmほど高く魚影はどこにも見られません。狙いは堰堤下の溜まりにいる大物。釣り人は他に一人もなくポイントへ直行。
右岸側ではまったく反応がないので、強い流れに抗して堰堤から左岸側へ振り込みます。3投目に毛バリを反転流に乗せたときでした。尺物がエラまで水面に出してパクリと毛バリを喰いました。掛かりましたが流芯に走られてエラ洗いをされてしまいました。合わせが弱かったのか、強い水圧で不安定な足下に気をとられて対応できず、痛恨のバラシとなりました。これが今日のすべてでした。
寺平橋上流のトロ瀬など、抜群の渓相と水量でしたが、まったく反応がありません。脱渓すると栃の木橋の上で釣り人がひとり振っていましたが、やはりアタリもないようでした。7月2日にはイワナの放流がありますので、これに期待するしかないかな。


2019年6月26日水曜日

鹿島川爆釣?


事務局長 ● 水谷 博

五月晴れの昨日、アフター5で久々に鹿島川へ入渓。そうしたのは仕事もありましたが、5時過ぎなら護岸工事が終わっていると思ったからです。
工事は川をいじっていませんが、それでも現場の前はまったく反応なし。しかし、そこを過ぎるとチャラ瀬の小さな開きでアタリが来ました。2投目に掛かったのは小さなイワナ。15cmサイズですが、放流イワナ(アメマス)とはまったく異なる体色です。黄色みを帯びた白い魚体は、昔よく釣れていた「鹿島イワナ」そのものでした。この瀬でさらに同サイズを2本追加。その上のトロ瀬では同サイズの鹿島イワナと20cmサイズのヤマメも掛かりました。
その上が本命ポイント。しばらく観察しましたが、いつも大物が定位しているところに魚影は見えません。振り込んでみると体高のあるヤマメと思われる魚体が水中で反転しましたが、これは空振り。しかし2投目ではまたチビ鹿島イワナが掛かってくれました。ここまでわずか30mほどで6匹の釣果。その上の大きな開きやさらに上の流芯からも4匹が掛かり1時間で二桁釣果。
掛かった魚はすべて小さなサイズですが、放流ものとは異なる渓流の宝石のような美しいものでした。秋まで残って命をつないでいってもらいたいものです。



2019年6月23日日曜日

木祖村テンカラ優先区での講習会


事務局長 ● 水谷 博

木祖村が主催するテンカラ講習会が優先区で行われました。小中学生3名と女性1名の若者を含めて20名の講習会参加者とそれとほぼ同数のサポーターが参加し、にぎやかでした。
講習会は、各1時間ほどの毛バリ巻きを主とする座学と実釣でしたが、午前午後の2回行われ、講習終了後も釣り続ける参加者がほとんどでした。それは、初心者でも複数匹のアマゴが釣れるという釣果があったからです。講習会前の濃密放流の成果だと思われます。
木祖村観光課のご尽力に感謝します。