2014年3月17日月曜日

ポカポカ陽気に誘われて


事務局長・水谷 博

もう解禁から1ヶ月です。この間、天候やボランティアのタイミングが悪くまったく竿を振ることができませんでした。今日も厳しい時間だったのですが、この陽気で行かない訳はいきません。昼食もとらず、去年初振りの小川へ直行です。ハリスを結ぶフリースの背に陽光が当たって汗ばむほどです。
1投目、2投目とベストポジションに毛バリが吸い込まれていきますが、反応はありません。今年もダメかと思った3投目でした。流芯に振り込んでしまったので、ピックアップしようとしたときでした。ガバッ、と尺ヤマメの背中が水面に出ました。サビもなくきれいな斑点まで見えました。しかし、空振り。膝がなぜかガタガタ震えています。逃がしたサカナは本当にでかい。
しばらく何でと呆然としていましたが、気を取り直して振り込みます。今度は瀬脇でコツンというアタリが来ました。よっしゃと思って合わせると、プツンとアワセ切れ。ヘッタクソ!!まあ今シーズン初めてだからと慰めるしかありませんでした。
それにしても恐るべし、アジャリ毛バリ。西郷さんの言われるままにガン玉を毛バリにかましてみたらこの季節でも尺物が来てくれました。
その後、根掛かりしたので水際まで下りると、ピッシャッとチビがはねて逃げていきました。その先からはサビの残った25㎝サイズのイワナが悠々と流芯に入っていきます。やっぱりここにはいたんだね。結局、1時間はほどで掛かったのは小枝3本だけでしたが、陽気に誘われて何かウキウキできた時間でした。乞うご期待!