●事務局長 水谷 博
新しい年をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は東日本大震災をはじめとして様々な悲惨な出来事が多々ありました。経済状況も厳しく展望の描けない年でもありました。「絆」が再認識された年でもありました。本年こそは明るく楽しいことの多い年にしたいものです。
北の安曇野渓流会は、昨年初めて長野県の高瀬川葛温泉地区に人工産卵場を数カ所造成し、そこでのイワナとヤマメの産卵を確認しました。現在は根雪が積もり、清冽で穏やかな流れの中で静かな眠りについています。まもなくその孵化が確認できるものと楽しみにしております。ただ、増殖という点からは確認された産卵床が少ないことから十分とはいえません。今年もその造成事業を続けていく所存ですので、ご協力をお願い申し上げます。
ところで、北安中部漁協管内の解禁日は今年も２月16日です。当日は農具川にニジマス300㎏が放流されます。テンカラで勝負になるのは４月に入ってからだと思われますが、解禁日に葛温泉でイワナを掛けたこともあります。あと46日、指折り数えて毛鉤を巻きながら待ちましょう。
なお、組合への加入手続きの代行もさせていただいています。ご希望の方は mail でお問い合わせください。
