2011年8月13日土曜日

かじか橋の下は釣り堀状態



事務局長 : 水谷 博

残暑、お見舞い申し上げます。
最近の大町は連日の夕立に見舞われて水況が安定せず、イベント準備にも駆け回っていたので、竿を振ることはほとんどありませんでした。そんな折り、温宿かじかさんへお願いに行ったら、橋の下にはヤマメが群泳しています。放流があったのでしょう。次の約束まで30分時間があります。これはもう振るしかありません。時刻は11時を回ったカンカン照りの日中です。ウエーダをはく時間も惜しんで運動靴のまま竿と仕掛けだけを持って急いで入渓しました。
最初の一投に即、数匹が反応したものの、毛鉤には乗ってくれませんでした。数投目でヒレボロ20㎝サイズが来てくれました。ポイントを変えつつ3匹までは素直に掛かってくれましたが、その後は、毛鉤に反応するものの喰うところまではいきません。やむなくフライの講習会で巻いたカディスに代えたらまた来てくれました。さらに1本を追加してジャスト30分で5本、これはキープさせていただきました。
今年は、藻の発生は見られません。水況も安定しています。ただ、ウルル(アブの小さいの)には注意してください。これまで葛温泉では経験したことがないほど沢山います。日中でこれですから、夕間詰めは大変なことになると思います。防虫対策を完璧にしてお楽しみください。