2014年8月19日火曜日

夏の番外編 その1 芝川特定区


本日最大38cm
事務局長●水谷 博

今日は静岡まで出張でした。仕事は午前中で終わりです。じゃあ夕間詰めにできるじゃないかと悪知恵が働いて芝川へ。なぜかと言えば、7月の交流会に焼津からお出でいただいた高橋氏の話を思い出したからです。問い合わせると、何と昨日石垣会長が来たとか。まったく会長からは聞いていなかったのでちょっと怖い!!会長と事務局長の仲です。詳細は こちら へ。
高橋氏から聞いた「富士宮市西山872-1」をナビに入れると、東名富士川SAのスマートICからわずか十数分で到着しました。簡易郵便局(田中屋さん)で鑑札を購入して入渓しようとすると、エサ釣り師や魚籠を持った人がいたり事故があったら鑑札の連絡先に電話くださいとのこと。こんな親切な話は初めてでした。
久保大橋から上流を見ると、白泡を立てて黒い激流が迫ってきます。えっ、どこがポイントでどこから川へ降りるの?まったくわかりません。でも、今日の入渓者は一人だけ。約1㎞の特定区を独り占めです。最も魚影が濃そうな橋の下から攻めることにしました。川に入ってみると黒いのは底石で水は澄んでいました。これなら大丈夫です。
入渓は2時半、7mのロングラインで攻めるも約1時間まったく反応がありません。話が違うと思い出した頃でした。ガンガン瀬の本流ではなく、浅い分流の開きでバッシャと尺物ニジマスが来てくれました。それからの1時間はヒットの連続で最大は38㎝でした。5時には鑑札を返却しなければならないので、ちょうど二桁になったところで第1ラウンドは終了です。進んだ距離は100mほどしかありませんでした。
アマゴの顔も見たかったので、田中屋さんに聞くとライズは6時ぐらいからとのこと。橋の上にも戻ってライズを探していると、真下の流芯に50㎝オーバーが悠々と泳いでいます。捕食もしているようです。でも、水面までは出てきません。ここは撃沈毛バリの出番です。堤防の上から流れの弱い橋桁の下に振り込んで毛バリが沈んでから流芯へ流し込みます。3度目にガクンと来ました。残念ながら50㎝オーバーではありませんでしたが、尺上でした。階段まで下って取り込んでから、橋の上に戻るとまだ大物はいます。もう一度繰り返すとまたガクンと来ましたが、やはり50㎝オーバーではありませんでした。看板娘は来てくれませんでしたが、看板小娘2本を加えてライズもないので納竿としました。

撃沈毛バリをくわえた看板娘
久保大橋からの芝川