2012年9月11日火曜日

その後の大町、雨がほしい!!

篭川の天然物。アベレージ25cm

事務局長 水谷博

「2012信濃大町テンカラミーティング&講習会」には多数のご参加をいただきまして誠にありがとうございました。テンカラのおもしろさをわずかながらでも体感し、釣友との旧交を温めてていただけたものと存じます。

さて、その後の大町です。大町では連日のように夕立があり、大雨警報や洪水警報が発令されますが、各渓流は異常渇水です。松川村の高瀬川本流・大町温泉郷付近の鹿島川、さらには篭川の下流さえ瀬切れが起きています。このため、水位の低下と水温の上昇が起こって芳しい状況ではありません。葛温泉では藻がまた異常発生しています。

その葛温泉では、私の記録では最も早いもので9月5日にダム差しの尺ヤマメを掛けていますが、その気配は全くありません。来るのは、当歳の10㎝に満たないヤマメばかりです。七倉ダムからの放流がない限り、今年のダム差しは期待できないかもしれません。
また、全面白泡だった篭川は教科書に載せたいようなポイントの連続になっています。でも、そんなポイントからはサカナは出ません。何でもないところへ丹念に振り込んでください。今回は、そんなところから1時間で2匹の25㎝クラスの天然物が来てくれました。

いずれの渓も熊には要注意です。くれぐれも熊鈴をお忘れなく。

ポイントがつづく篭川。しかし、なかなか...
藻が発生した葛温泉





公式イベントは今年も盛況でした