2015年7月10日金曜日

大町でジビエに温泉、そしてテンカラ


事務局長 ● 水谷 博

梅雨の中休みはさわやか信州です。ちょっと気取って農村カフェでランチしました。ここは朝の連ドラ「おひさま」のロケ地です。今は更地ですが、今月末にソバの種がまかれて8月末には白いソバの花が全面を覆います。私は鹿のキーマカレー、カミさんは鹿肉と野菜のトマト煮をさわやかな風に吹かれながらおいしくいただきました。
食後は葛温泉へ一直線、カミさんがゆったりお湯につかっている間に私はテンカラです。まだ直射日光が川面に反射する時間でしたが、1時間でイワナが3匹来てくれました。うち1匹はライズを拾ったものでお腹はパンパンでした。サイズはいずれも20センチ前後ですが、野生化したヒレピンでした。
斎藤茂吉が昭和6年に詠った
 川かみに  一夜 (ひとよ) やどればひたぶるに  岩魚のゐるを  まのあたり見き ……
とまではとうてい及びませんが、数年前の葛温泉には戻ったような気がしました。