2019年10月19日土曜日

木祖村で人工産卵場づくり


事務局長 ● 水谷 博

今年も木曽川源流笹川注ぐ水木沢で人工産卵場の造成を行いました。
このイベントは、木祖村が「ヤマトイワナ人工産卵場造成事業」として主催し、長野県と長野県水産試験木曽試験地が協力して昨年から開催されているものです。北の安曇野渓流会もジョレンなどの用具を提供してサポートしています。
今年は東京や名古屋と県内から10名ほどのボランティアが参加しましたが、作業の主力となったのは木祖中学校の1・3年生全員の約50名でした。篩をふるっての砂礫の分別からその運搬をはじめとしてほぼ全ての力作業を担ってもらいました。
数の力はすごいもので、予定時間より2時間近く短い時間で4面の産卵場を造成することができました。お疲れ様でした。
最後に水産試験場で飼われていた味噌川由来のヤマトイワナを⒍ペア放流し、昨年に続いての産卵と孵化を祈りました。