2019年6月26日水曜日

鹿島川爆釣?


事務局長 ● 水谷 博

五月晴れの昨日、アフター5で久々に鹿島川へ入渓。そうしたのは仕事もありましたが、5時過ぎなら護岸工事が終わっていると思ったからです。
工事は川をいじっていませんが、それでも現場の前はまったく反応なし。しかし、そこを過ぎるとチャラ瀬の小さな開きでアタリが来ました。2投目に掛かったのは小さなイワナ。15cmサイズですが、放流イワナ(アメマス)とはまったく異なる体色です。黄色みを帯びた白い魚体は、昔よく釣れていた「鹿島イワナ」そのものでした。この瀬でさらに同サイズを2本追加。その上のトロ瀬では同サイズの鹿島イワナと20cmサイズのヤマメも掛かりました。
その上が本命ポイント。しばらく観察しましたが、いつも大物が定位しているところに魚影は見えません。振り込んでみると体高のあるヤマメと思われる魚体が水中で反転しましたが、これは空振り。しかし2投目ではまたチビ鹿島イワナが掛かってくれました。ここまでわずか30mほどで6匹の釣果。その上の大きな開きやさらに上の流芯からも4匹が掛かり1時間で二桁釣果。
掛かった魚はすべて小さなサイズですが、放流ものとは異なる渓流の宝石のような美しいものでした。秋まで残って命をつないでいってもらいたいものです。