2012年8月21日火曜日

夏休みは鹿島川大谷原で山小屋生活



会員 原田和正 

山小屋滞在期間中、6回釣りに出かけました。何とか毎回ボウズだけは免れまし
た。一応、フライの準備もしていましたが、今回は全てテンカラ釣り。

・8/8:前夜、同宿予定の3名と大町で合流して入小屋。同宿者からの「塩焼き」
プレッシャーを受け、夕刻、大谷原の堰堤上から大川沢方面へ入るものの全く反
応無し。夕マズメは下流に戻って堰堤下に入るが、先行者有り。でもルアーマン
の先行者は何故かすぐに上がってきた。挨拶をすると、「たった今、すぐ下の大
岩 100m 位下流で、熊が川を横断していました。気を付けて下さい。」とのこと。
「塩焼き」用に1尾(22cm)をゲットすると、逃げるように小屋へ戻った。(山
小屋のお客さん用や、沢登り時のタンパク源?として年間数尾くらいはキープし
ますが、それ以外は基本的にリリースしています。) 

・8/9:同宿者は帰京。午後、大谷原の堰堤上から大冷沢方面へ。大冷沢橋の上
までで、22~24cm 4尾。全て成魚放流もの? 

・8/10:天気予報によると天候が良さそうだったので、前夜は「4時前に目が覚
めたら赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳往復。それ以降だったら釣り。」と決めて就寝。
目が覚めたのは6時前だったので、釣りと決定。7時半頃に黒沢橋から入溪して、
大谷原下の堰堤まで。放流直後だったようで、橋の前後はほとんど入れ食い状態。
30分ほどで15尾。あまり釣れ過ぎても面白くないので、上流へ向かう。それでも
堰堤下までの3時間程度で計32尾という、鹿島川での最高記録達成。ほとんどは 
18~24cm の放流ものだったが、そのうち3尾はいかにも在来系。とくに橋と堰堤
の中間くらいで出た最大の 27.5 cm は鰭ピンの別嬪。 

・8/12:釣り堀状態も面白くないので、尺物に期待して水谷事務局長に教えて頂
いた鹿島部落下から入溪。やはり溪相は良いとは言えませんね。先行者がいたせ
いか、分かりやすいポイントでは全く反応無し。昼前の入溪だったので、「やは
り夕刻でないと難しいのかな?」と思いながらも、先行者が見過ごしそうなポイ
ントを丁寧に探っていたところ、小さな落ち込みで 26 cm がヒット。1尾だけだ
が、今回、最もきれいな魚体だった。 

・8/13:時折陽が差すものの、 雨が降ったり止んだり。この後は天候が荒れる
ことが予想されていたため、小雨の中入溪。大谷原の堰堤上から大冷橋上まで。
20~23 cm 、3尾。 

・8/16:今回最後の釣りなので、良い思い?をした黒沢橋へ。前回とほぼ同じ時
間帯と区間なのに、先行者もあったためか 20~23 cm 3尾のみ。テンカラを始め
て1年の初心者としては、こんなものでしょうね。