2019年5月17日金曜日

今季初の葛温泉に魚影薄し




事務局長 ● 水谷 博

青葉ヤマメの季節になり、今シーズン初めて葛温泉へ行きました。入渓は15時30分2号橋から、脱渓は18時45分かじか橋でした。水況はやや渇水気味ながら、テンカラにはベストでした。ただ、足跡の多さからGWに多数の釣り人の入渓があったことを示していました。
釣果は野生のチビイワナとチビヤマメが各1本、かじか橋で放流アメマス23~25cm3本、これ以外に25cmサイズのイワナの合わせ切れと同サイズのヤマメのアタリが各1、かじか橋以外でライズと魚影はなしでした。
チビヤマメとイワナが掛かったのは、いつも出る鉄板ポイントでした。そんな所からチビですから、残念ながら大物がいるとは思えません。しかも、仙人閣からかじか橋を除く高瀬舘までまったくアタリがありませんでした。これだけの渓相であって、かじか橋の下に、故堀江渓愚氏をして「ここのサカナは何をしても釣れない。」と言わしめたやる気のない放流魚だけしかいないというのは、悲しくなります。
そのサカナを3本掛けたのですが、その秘訣は薄暗くなった時合いと斜め後ろ45度に毛バリを落とすことです。お試しください。