2018年5月29日火曜日

青葉ヤマメの季節なのに


事務局長 ● 水谷 博

もう5月も終わりだというのにずいぶんご無沙汰してしまいました。4月以降、大町の渓には例年より早く雪代が流れ込み、葛温泉も七倉ダムの放水が続いて入渓できる状況ではなかったのです。

●高瀬川葛温泉
2号橋から入渓しましたが、七倉ダムの放水が平常に戻りようやくテンカラができる水況になりました。堆砂もありません。久々の高瀬グリーン、美しい渓流です。しかし魚影がありません。仙人岩までにチビヤマメのピシャアタリが3回あっただけです。
かじか橋の下には3匹のイワナの魚影を認めましたが、毛バリが落ちるとさっと逃げてしまいました。その上で、やっとヤマメが来てくれました。サイズは小さいものの、惚れ惚れとするほどきれいなヤマメでした。


●鹿島川黒沢橋
こちらも濁りはとれましたが、まだ水位がやや高いようです。大きな開きでものすごいハッチがありましたが、ライズは全くありません。もちろん、アタリもありませんでした。3月に淵に溜まっていたサカナはどこへ行ってしまったんでしょうかねえ。





●篭川下流
こちらは濁りはなくなったものの水量が多く、全面白泡というところもあります。もう少しの辛抱が必要なようです。







鹿島川のハッチ