2015年6月29日月曜日

アフター6の時合いテンカラ


事務局長 ● 水谷 博

梅雨晴れのドピーカンでは(でなくても?)釣果が期待できないので、ライズの期待できる夕間詰めにワンポイントで一発勝負の入渓です。
ポイントの下流はいい渓相ですが、何の反応もありません。月が上がった7時にポイントに到着しライズを待ちます。待つこと10分、1発目の小さなライズがありましたが、後が続きません。もう10分待っている間に小物のライズは4発、もう待ちきれなくなって振り込みますが、アタリはありません。すると2m上で大物のライズ、すかさずそこへ振り込むとバシャッ、ヤッターとあわてて合わせたのがいけません。痛恨の合わせ切れでした(ハリスはいつも新しいものにしましょう!)。
薄暗闇の中、何とか毛バリを付けてポイントを見るとまだライズは続いています。狙いを定めて振り込むと1発できてくれました。重い!!引きを楽しみながら下流にランディングさせました。25センチオーバーの天然(野生?)イワナでした。
写真に収めてリリースし、再度同じところに振り込むとまたガクッときました。今度はもう一回り大きな泣き尺ヒレピンイワナでした。その後も20センチクラスを3本加えることができました。最後のライズは19時40分でした。
それにしても、魚影の薄い鹿島川でこれだけヒレピンイワナがいたのは驚きであるとともに、ホッとした気分でもありました。久しぶりに楽しめた20分間でした。