2013年9月30日月曜日

最終日は高瀬ダムの上へ



事務局長・水谷 博

いよいよ明日から禁漁、最終日は高瀬ダムの上へ出かけました。再奥の駐車場に着いたのは午後1時過ぎ、釣り人の車はありません。ラッキー、槍ヶ岳まで釣り人はオレひとり、と甘い思いが浮かんだのがよくありません。すぐ下の一つ目のポイント下りると、新しい足跡が数人分もあります。でも、やるしかありません。数投目でニジマスが来てくれました。イワナのように細い魚体でしたが、25㎝オーバーです。1週間前も最初サカナはニジマスでした。気をよくして広河原を本流へ進みます。二つ目のポイントは二筋が流れ込むヒラキです。絶好のポイントでしたが、反応がありません。やはり足跡が沢山あります。三つ目では20㎝サイズのイワナが毛バリを何度も見に来ましたが、喰ってはくれませんでした。
アタリがないまま前回、大物に竿を折られた長いトロ瀬に来ました。しかし、前回より20㎝以上水位が低く、チャラ瀬になっています。大きな沈み石もすべて頭を出しています。慎重に振り込んでいくと、ようやく25㎝が来てくれました。その上でもう一つ、でもチビイワナでした。その後もポイントとというポイントにはすべて足跡があり、アタリはありませんでした。そこでガンガン瀬にも振り込みました。狙い通り出てくれましたが、これは速すぎて掛けられませんでした。結局、五郎沢出会いまでに20㎝サイズを3本追加できただけでした。20本以上掛けた1週間前のお祭りは何だったんでしょう。
これでは終われません。急いで下って仙人岩です。もう薄暗くなっていて絶好の時合いでしたが、チビヤマメとウグイだけ。映画ではここで大物を掛けてハッピーエンドになるのですが、現実はダメでダム差しには会えませんでした。でも、最後のポイントで大町の会員であるO氏とバッタリ。同じ思いでした。今年は5・6月まではよかったけど7月の大雨以降はサッパリというのが共通認識でした。また、来年に期待しましょう。