2012年2月16日木曜日

解禁だぁ!!

 
事務局長●水谷 博

今年も解禁の朝を迎えました。昨年のようなドピーカンではありませんが、農具川からは爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳も望められ、風も穏やかでまあまあの解禁日和です。でも、気温はマイナス7度、放流を待つ1時間は堪えました。放流を待つ釣り人は例年より少ないようです。ほとんどが高齢者ですが、話し相手もなくじっと待つしかありませんでした。
ようやく9時頃に放流が始まり、私の待ったポイントへは9時半頃になりました。一網だけでしたが釣り人は対岸のひとりだけでラッキーでした。年に一度のエサ釣りです。じっくり楽しもうと第一投を流芯に落としました。例年20分ほど経たないとアタリはないのですが、今年はいきなり来ました。しかも尺物です。その後もアタリは止まりません。このお祭りは一時間ほど続きました。10時半を回るとピタッとアタリがなくなりました。ちょうどそこへ北穂高のM氏がやってきましたが、彼の目印も動きません。早朝、犀川で竿を出したそうですが、そこでもダメだったそうです。どうやらこのポイントへ放流されたサカナはすべて釣り切ったようです。雪の上に並べてみると、28匹いました。ほぼ2分に一本掛けたことになります。考えたみれば、始めは楽しかったのですが、後は単純な作業を繰り返しているだけのようでおもしろみのない釣りでした。まあ、1年に1度はこんな釣りもいっか。