篭川
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事務局長 ● 水谷 博
●9月28日
大町到着は午後5時前、これならワンポイントはできると篭川のベストポイントへ直行。河原へ下ると1台の車があり、こんなところへ駐めてと思いつつもあいさつに向かうとこれが何とS市の会員O氏。1年ぶりの再会です。もう何人もの先行者がいたということでしたので、あす高瀬ダム上へ行こうと約束して葛温泉へ向かいました。
ここでも先行者がいたので、いつもとは逆のバックウォータへ1号橋から入渓しました。堰堤下のタルミではライズがありましたが来てくれません。橋まで釣り上がってチビイワナとヤマメが各1本、25センチサイズの良型野生イワナが1本でした。
●9月29日
O氏と駐車場から入渓したのは11時、水量はかなり下がっていましたが、いつもよりは高いようです。本流と分流に分かれて釣り上がります。
バックウォータすぐ上の分流の開きでいきなりイワナが来てくれました。しかし、20センチもないチビです。大きな川の小さなポイントを狙って振り込んでいくとその後も同サイズが2本来てくれました。O氏にも手元にガクンとくるアタリが一つありましたが、ここまででした。先行者が入ったと思われる場所から五郎沢出合までは全く反応がありませんでした。
●9月30日
最終日はどこかへ入ろうかと悩みましたが、最後にブラウン退治と思い鹿島川の新しい堰堤一ヶ所に絞って午後5時に入渓しました。しかし、こちらもどこに振り込んでも全く反応がありませんでした。今年を象徴するような終わり方で禁漁となりました。
今シーズン、5月まではそこそこ放流魚が出ましたが、それ以降で良かったのは7月と8月初めまでの夕間詰めの一時だけでした。先日の組合長との話し合いでは、サカナが居着ける場所がないことと持ち帰られるサカナが多いという認識では一致しています。組合としては今後親魚放流を行っていくということでした。これだけではなく、ゾーニング管理の導入を是非お願いいたします。
高瀬ダム上
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高瀬ダム上
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高瀬ダム上のイワナ
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鹿島川 |