2014年6月17日火曜日

ブラウン退治に励んでいます


事務局長 ● 水谷 博

この3日間、ブラウン退治に励みましたが、減水と元気な尺物イワナに妨げられて進んでいません。いつも工事現場の釣りでは趣もないので、思い切って高瀬ダムの上へ行きました。鹿島川の雪代は終わっているので行ったのですが、さすがは源が槍ヶ岳、水温は12℃あったものの雪代オンリーでした。しかもいいポイントの場所は全面白泡のガンガン瀬でした。撃沈毛バリもまったく歯が立たずちょとしたタルミで来るのはウグイばかりでした。
気を取り直して鹿島川へ、入渓は18時前、まだ明るいのでプールをよく観察すると、何と40㎝オーバー2本がペアリングのような行動をしています。今頃産卵するはずはないのでしばらく見ていると、寄り添ったままあちこち泳ぎ回ります。ニジマスのようにも見えますが、体高はブラウンです。
通常の毛バリにも撃沈毛バリにもまったく反応しません。毛バリの交換で、ちょっと目を離すと大きい方がいません。すると、しばらくしていきなりライズしました。そしてまた底にへばり付いてじっとしています。ならばと、動き出した瞬間にドライ毛バリを振り込みました。最初はちらっと見ただけでしたが、左後ろ45度に振り込むと、大きく反転してパクッと喰ってくれました。喰う気が出るのを待ったのが正解でした。7mラインですので、ランディングできる場所まで慎重に引き寄せてキャッチすることができました。計測すると42㎝でした。ヒレぼろで触る気はしなかったのですが、これはキープしなければなりません。今年3本目の大物です。
その後は各所でライズが少しありましたが、掛かってはくれませんでした。今日も1本だけでした。でも、これ以上のがいるのですからまた行かなければなりません。皆さんもブラウンの引きを楽しみに来てください。よろしくお願いします。