2016年6月3日金曜日

葛温泉はこれから?!


事務局長 ● 水谷 博

昨年・一昨年の記録では6月に入ると釣果がグッと上がっていましたので、今シーズン初めて様子見ではなく釣る気で入渓しました。時刻は午後4時、2号橋からです。
最初の開きで18センチのチビですが、浅い瀬脇からすぐ来てくれました。その上の開きに落ちる肩からも同サイズが来ました。大岩ごろごろの左の瀬で1本、下の大きな開きからも放流ものが1本来ました。その上の小さな開きからも来ました。ベストポイントには大木が横たわっていましたが、毛バリを追う魚影は見えたものの掛かってはくれませんでした。ここまで1時間で5本、すべて撃沈毛バリでしたが、快調でした。
大岩の上では瀬からきれいな天然物が飛び出てくれました。仙人岩の下の開きではいつもの毛バリには反応はなかったものの撃沈毛バリにはすぐ来ました。しかし、その後がいけません。これまでとは違って急にうっとうしいほど虫が飛び出したのですが、1時間ほど赤岩までアタリはなぜか全くなくなりました。かじか橋までに何とか3本を追加して釣果は二桁になりましたが、橋の下にも全く魚影はありませんでした。
でも、堆砂のない葛温泉で釣りができたのは何ヶ月ぶりでしょうか。高瀬グリーン
の清冽な水も帰ってきました。これからは数は少なくても天然の大物に期待しましょう。

なお、北の安曇野渓流会7月のイベント(親子テンカラ体験会と会員交流会)については、公式サイト に掲載しています。是非ご参加ください。